‘インフォメーション’ カテゴリーのアーカイブ

2020 年 6 月 30 日 火曜日
塩化物イオン濃度測定

硬化コンクリート中に存在する塩分は、コンクリート製造時の
使用材料(セメント、砂、混和剤及び練混水等)に含まれるものと
環境要因(海水、海塩粒子の飛来又は凍結防止剤等)から、
もたらされるものがあります。
硬化コンクリート中に一定量以上の塩分が存在すると
コンクリート中の鉄筋腐食が促進され、発生した錆の膨張圧による
コンクリートのひび割れ及び剥落、さらに鉄筋自体の
断面欠損などによってコンクリート構造物の耐久性を低下させてしまいます。

コンクリート中の塩化物イオン濃度測定を行い、適切な補修を行うことで
コンクリート構造物の安全性が図れます。

調査方法
1.鉄筋探査
 非破壊探査機を使用し鉄筋位置を出します。
2.コンクリートコア採取
 1で出した鉄筋に干渉しない位置でコンクリートコアを採取します。
3.試験
 2で採取したコンクリートコアを使用し、公的機関にて塩化物イオン濃度測定
 を行い、検査結果をご報告させていただきます。

2020 年 6 月 18 日 木曜日
ウォールソーイング【低騒音特殊解体】

ウォールソーイングとは、壁・階段・柱等を
切断できる工法です。
コンクリート部材の切断面に沿って走行レールを設置し、
そのレールにウォールソーマシンをはめ込み、冷却水をかけながら
ダイヤモンド・ブレードを高速回転させて切断します。
ウォールソーイング使用状況

【 用途 】
・窓枠、ドア取付けに伴う建築物の切断工事
・ビルなどの改修、耐震補強工事
・トンネル、橋梁、防波堤、ダムなどでの切断工事
・コンクリート建造物などの改修、解体工事
【 利点 】
・ダイヤモンドブレードを使用するので切れ味が鋭く切断面が滑らか
・レールに設置し直線的に切断できるので切断精度が高い
・道路カッターが入れない狭い床版部分も切断できる
・破片が飛び散らない
・重機が載せられない場所でも軽量なので作業可能

弊社では、ウォールソーイングを使用した工事も
承っております。
一度、お問い合わせください。

2020 年 6 月 15 日 月曜日
建物構造

鉄骨造(S造)
主要な骨組み部分に形鋼・鋼板・鋼管等の鋼材を用いて
組立てた構造
軽量かつ靭性に富んだ構造が可能で高層建築に用いられます。
鉄筋コンクリート(RC造)
鉄筋コンクリートは、圧縮に強いが引張り弱いコンクリートに、
引張りに強い鉄筋を補強して一体とした構造体です。
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
鉄骨の骨組の周囲に鉄筋を配し、コンクリートを打込んだ構造
鉄筋コンクリート造に比べて小さな断面に多量の鉄材を収められる
という利点があり、また耐力と粘りがあるため高層建築に利用されます。
ALC造
オートクレーブ(高温高圧蒸気養生)して作った気泡コンクリート造です。
軽量で断熱性・耐久性に優れ、内外壁・屋根・床等に使われる構造です。

弊社では、建物調査も承っております。
一度、お問い合わせください。

2020 年 6 月 11 日 木曜日
アスベスト含有調査

所有している建物にアスベストが含まれているか
どうか調査が必要な場合があります。
例えば建物の解体・改修を行う場合には
「事前調査」として法で定められており、建物の
売買貸借等に於いてもその結果の報告を求められることがあります。
①建物の解体や改修をする場合の規制
・石綿障害予防規則第3条によりアスベストが使用されているか
 どうかを調査する必要があります。さらに大気汚染防止法でも、
 アスベストを含む吹付け材または保温材等があるかないかの
 調査を工事の受注者が行い、工事の届出を発注者が行うことに
 なりました。
・工事の発注者(通常は建物の所有者)は解体工事等を契約する際に
 アスベスト使用状況の情報を施工業者に提供するように規定されています。
・アスベストが使用されている場合の工事に対して、費用や工期について
 法を守れるように配慮する必要があります。
②使用中の建物に対する規制
既存建物にアスベストを含む吹付け材がある場合には、下記の対応が必要となります。
・痛みがひどい場合は、アスベスト飛散のおそれがあるため除去、封じ込め、
 囲い込み等の措置が必要です。
・天井裏で空調・電気工事を行う場合にも、吹付け材にアスベストが含まれていることを
 工事業者に通知する必要があります。
③建物を売買、貸借する場合の規制
・契約時にアスベストが使われているかどうか調査が行われていれば、その結果を
 報告する必要があります。

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弊社では、アスベスト含有調査も承っております。
一度、お問い合わせください。

2020 年 6 月 9 日 火曜日
クラック調査

コンクリート構造物は健全なものでも、年数が経過すれば
ある程度のひび割れは避けられません。
ひび割れは、多くの原因が複雑に絡んで生じます。
構造ひび割れ(せん断ひび割れ・曲げひび割れ)によるものか、
変形(不同沈下など)によるものか、乾燥収縮・劣化によるものかは
目視観察によりある程度の判断は可能です。
調査結果はクラックスケール・目視などにより、ひび割れ幅・長さを
立面図に記入します。
構造的に重要な影響を与えるようなひび割れが、多く観察された場合は
別途詳細な調査を行う必要があります。
鉄筋コンクリート構造物のひび割れは、鋼材の腐食による耐久性の低下、
水密性・気密性などの機能の低下、過大な変形や美観の低下などを
引き起こします。
【クラックの種類】
・ヘアークラック:髪の毛のような細く、短いひび割れの総称。
・乾燥クラック:モルタルなどの湿式工法による外壁材は、
        その乾燥過程で水分の蒸発などにより収縮が生じ、
        ひび割れが起こります。
        乾燥クラックは、そのひび割れ幅が狭いのが特徴です。
・構造クラック:建物の構造的欠陥、凍結と融解の繰り返し、建物の
        不同沈下などから発生するひび割れです。筋交い等の
        不足など構造的な欠陥から建物が大きく揺れたり、歪んで
        しまったりするため、その歪力が外壁材に働き、外壁材に
        ひび割れをもたらします。
・縁切りによるクラック:モルタルなど湿式工法の外壁材は一度に一面を仕上げます。
            途中で作業を中止したり、部分的にやり直したりしますと、
            新旧の塗り継ぎ面にひび割れが生じます。

弊社では、クラック調査も承っております。

2020 年 5 月 29 日 金曜日
定期点検

多くの人が利用する建物が地震や火災に見舞われてしまったら
大惨事を引き起こす恐れがあります。
このような危険を防ぎ、建物を安全で快適に使い続けるためには
定期的に点検を受ける必要があります。そのため建築基準法では、
多くの人が利用する建築物等について、その所有者や管理者が
定期的に専門技術者に安全性を調査及び検査させ、その結果を
特定行政庁に報告するよう定めています。
これが「定期報告制度」です。建築物の所有者及び管理者の
社会的責任として災害の防止に努め、利用者の安全を図っていただく制度です。

対象となる建築物等は地方自治体のホームページにてご確認ください。
特殊建築物
学校(専修学校及び各種学校を含む)、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、市場、ダンスホール、遊技場、公衆浴場、旅館、共同住宅、寄宿舎、下宿、工場、倉庫、自動車車庫、危険物の貯蔵庫、と畜場、火葬場、汚物処理場その他これらに類する用途に供する建築物

建築基準法における定期報告制度
建築基準法第12条においては、
①建築物
②建築設備(給排水設備、換気設備、排煙設備、非常用の照明装置)
③昇降機等
④防火設備

建築設備とは
建築物に設ける電気、ガス、給水、排水、換気、暖房、冷房、消火、排煙若しくは汚物処理の設備又は煙突、昇降機若しくは避雷針をいいます。

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弊社では、定期報告に必要な定期点検を承っております。
一度、お問い合わせください。

2020 年 5 月 25 日 月曜日
アスベスト調査・分析

【アスベストの粉じんを吸い込むと有害です】

アスベスト(石綿)の繊維は、極めて細かく軽いので空気中に浮遊しやすく、
人が吸入しやすいという特徴があります。
アスベスト(石綿)を吸入すると、肺の中に長期間残留するので
肺がんやアスベスト肺、悪性中脾腫等の原因となる恐れがあります。
また、症状が進行するまで病気に気づかないという特徴もあります。
アスベスト(石綿)とは、
天然に産出する繊維ケイ酸塩鉱物の総称で
色々な用途に合わせて様々な建材に使用されています。
アスベスト含有建材の使用目的には耐火用・断熱・結露防止用・吸音用があり
目的を知ることは、ある程度の種類を限定することができるので
調査するうえでも効果的です。
労働安全衛生法等の法令の規制対象となるアスベスト(石綿)については、
厚生労働省労働基準局長通達において

・蛇紋石系のクリソタル(白石綿)
・角閃石系のクロシドライト(青石綿)
・アモサイト(茶石綿)
・アンソフィライト
・トレモライト
・アクチノライト
の6種類と定義しています。

アスベスト含有建材の判定は、
アスベスト含有量が0.1重量パーセントを超えるかを基準としています。
弊社では、アスベスト調査・分析も承っております。
ご要望の際は、是非ご連絡ください。

2020 年 5 月 11 日 月曜日
鉄筋の腐食

鉄筋コンクリート構造物の鉄筋は、コンクリートの強アルカリ環境下においても
その表面が水和酸化物から成る不動態皮膜に覆われているので、腐食から保護されています。
しかしながらコンクリートが中性化してアルカリ度が低下したり、
コンクリート中にある種の有害成分が存在すると不動態皮膜が破壊され鉄筋は活性化して
腐食しやすくなります。
コンクリート中の鉄筋の不動態皮膜を破壊する有害成分としては、
ハロゲン化物イオン※硫酸イオン※硫化物イオンなどがありますが、
特に塩化物イオンの作用が強く、鉄筋コンクリート構造物中の鉄筋腐食の多くは、
コンクリートの中性化と塩害が引き金となって生じます。
鉄筋腐食に基づく鉄筋コンクリート構造物の劣化過程は、
コンクリートの中性化や塩害によって鉄筋表面の不動態が破壊されると鉄筋表面に
局部電池が形成され、陽極領域から鉄イオン(Fe2+)が遊離し、鉄筋の腐食が進行します。
更に陽極領域で生じた鉄イオンは
陰極領域で生じた水酸化物イオンと反応し、赤錆を生成させます。

※ハロゲン化物イオン

フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、アスタチン化物があります。
多くの塩はハロゲン化物です。すべてのアルカリ金属は、室温で白色固体のハロゲン化物を
つくります。

※硫酸イオン

硫酸塩は自然界では重晶石や石膏などの形で鉱物中に含まれています。
また硫黄の地殻での存在量は260mg/kgです。硫化物が地表近くに存在すると
大気中の酸素や地下水の溶存酸素により酸化されて硫酸イオンが生じるため
火山地区の河川水などに硫酸イオンが多量に含まれることがあります。
硫化塩とは、硫酸イオンを含む無機化合物の総称です。

2020 年 5 月 8 日 金曜日
シュミットハンマー法

シュミットハンマーとはe382b7e383a5e3839fe38383e38388e3838fe383b3e3839ee383bce4bd9ce6a5ad2

コンクリートの圧縮強度を測定するための機器
これを用いた強度測定をシュミットハンマー法と呼びます。
コンクリートに打撃を与え、返ってきた衝撃により強度を推定するので
構造物に損傷を与えずに検査が可能な非破壊検査方法です。

☆測定箇所の選定☆
・平滑な型枠面で水平測定を原則とする
・厚10cm以下の構造物は避けること(やむを得ないときは裏側から強力な支保工を施す)
・隅角部より3cm以上内側で施すこと
・モルタル仕上げ面、豆板面は避けること
・コンクリート表面が湿り気がある時は避けること
 (数値にして5~10低く出るが、一律でないので判定が困難)

☆測定方法☆
測定値はばらつきがある上に異常な数値を示す箇所もあるので、
統計的に信頼のおける平均値を求めるために20点の測定値の算術平均を取ることと
なっています。
ただし偏差が平均値の±20%以上のものはこれを捨て、これに代わるものを補ってから採用値の平均を求めること
・測定面は平滑に磨き、粉を除去する。
 3cm間隔に縦横の線を引いて交点の所を測点とする
 (測定箇所は互いに3cm以上の間隔を持つようにする)
・ハンマーはしっかり保持し、徐々に力を加えて打撃を起こさせる。
 打撃方向は常に、測定面に対して直角方向でなければならない。
 打撃方向が水平でないときは、その傾斜角度に応じた補正をする。

弊社では、シュミットハンマーを使用した調査も承っております。

2020 年 4 月 20 日 月曜日
コンクリート建築物の劣化現象

コンクリート造に使われる材料や配合、施工に関する基準は見直され、
近年では造られて間もないコンクリート構造物の早期劣化が叫ばれることは
ほぼ無くなりました。
ですが、適切に配合、施工されたコンクリートも年月とともに必ず劣化していきます。
劣化したコンクリートを調査することで劣化の原因や進行具合を把握し、適切な補修や
維持管理を行うことによってコンクリート構造物は健全な状態でいられるのです。

-コンクリート建築物の劣化現象-

【中性化】
★原因
二酸化炭素の侵入
配合設計の配慮不足
ひび割れや豆板などの欠陥部の存在

【ひび割れ】
★原因
乾燥収縮
温度変化の繰り返し
アルカリ骨材反応
施工不良
セメントの水和熱
鉄筋腐食
火災
地震
過荷重
地盤・基礎の不同沈下
化学作用

【漏水】
★原因
ひび割れや豆板などの欠陥部の存在
外装仕上材の浮き等

【強度劣化】
★原因
配合設計の配慮不足
施工不良
アルカリ骨材反応
火災
化学作用
繰り返し荷重

【大たわみ】
★原因
部材断面不足
配筋の配慮不足
施工不良
過荷重
鉄筋腐食
コンクリート強度劣化

【表面劣化】
★原因
地域要因(気象含む)
火災
鉄筋腐食
化学作用
繰り返し荷重
すりへり

【凍害】
★原因
配合設計の配慮不足
地域要因(気象含む)
水の供給
ひび割れなどの欠陥部

【鉄筋腐食】
★原因
配合設計の配慮不足
施工不良
中性化の進行
ひび割れや豆板などの欠陥部の存在
飛来塩分
水の供給

-コンクリート建築物劣化の調査方法-

≪目視調査≫
コンクリート表面の損傷や劣化の状況、構造物全体の変形、周辺の環境状況などを
目で見て観察したり、簡易な器具を使って状態を把握したりする調査方法です。
ひび割れの幅をクラックスケールの目盛りと照らし合わせて測定する調査や
コンクリート表面の剥がれの観察、構造物全体の傾きや沈下などの変形を観察することが
目視調査に含まれます。

≪打音調査≫
コンクリート表面をテストハンマーまたは打診棒で軽く叩く調査方法で、
その叩いたときの音質でコンクリート表面近くの劣化状況が把握できます。

≪コア抜き調査≫
円形のドリルでコンクリートに穴をあけ、直径75mm~110mm、
長さが直径の1倍~200mm程度の円形型の
コンクリートサンプル(コンクリートコア)を採取する調査です。
採取したコンクリートサンプル(コンクリートコア)を用いて、
コンクリートの圧縮強度の測定や中性化の進行状況などの
劣化進行具合の調査、劣化原因の調査などが行われます。

≪非破壊検査≫
専門的な機材を用いることで、コンクリートを壊したり傷めたりすることなく
コンクリート内部の欠陥やひび割れの深さを調査したり、
コンクリート強度を推定したりすることができます。
非破壊によるコンクリート内部や表面調査方法には、
超音波を用いる方法や赤外線サーモグラフィ、電磁波、X線などを
用いる方法があります。
またコンクリート強度は、シュミットハンマーという機材を用いて
コンクリートを壊さず推定することができます。

施工エリア

京都府(京都市(北区・上京区・左京区・中京区・東山区・下京区・南区・右京区・伏見区・山科区・西京区)、宮津市、京丹後市、与謝町、福知山市、舞鶴市、 綾部市、亀岡市、南丹市、京丹波町、向日市、長岡京市、大山崎町、久御山町、宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、精華町、井出町、綴喜郡、木津川市、相楽郡) 大阪府、兵庫県、滋賀県、奈良県の関西エリア一円 愛知県、名古屋、三重県、福井県 etc...

営業品目