コンクリート強度推定試験(シュミットハンマー法)
コンクリートに打撃を加え、返ってきた衝撃の反射の強さを図ることで コンクリートの強度を測定する方法です。コンクリートを破壊しないで 強度の測定をする最も簡単な方法です。
より正確に測ろうとすると、サンプルを抜き取るなど、どうしても コンクリートを破壊しなければならなくなり、コストもかさみます。 強度の「確認」が主目的の場合、この方法が安価で手軽です。
実際にコンクリートで測定したデータ
下記図は測定したデータ表で、反発値と測定回数を表します。
測定は、1箇所だけではバラつきがあるため、下記図のように 20ポイント以上測定することを基本としております。
圧縮強度の推定式としては下のチャートにあるように何種類かあり シュミットハンマーの反発度と圧縮強度の関係はそれぞれ特性があります
推定式を使用し、強度を推定しますが、得られた数値を換算するのに 以下の数式を用います
圧縮強度 kg/cm2×0.098=圧縮強度 N/mm2