あと施工アンカー
あと施工アンカーとは
モノとモノを留めたり接続する物をファスナー材といいます。その中でモノを留めるためにコンクリートに打設する
ものをアンカーと呼び、さらにコンクリートが固まったあとドリリング(穴あけ)をして打設するものを
「あと施工アンカー」と呼びます。
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①本体打込式 カットアンカー
一番基本的なコンクリートアンカーです。建設工事・電設工事
冷暖房空調工事・天井下地等をはじめとする、コンクリート
への器材取付工事に適するカットアンカー。その用途の幅広さ
で活用頻度が最も高いアンカーです。 -
②スリーブ打込式 セットアンカー
クサビとボールトの一体型アンカーです。力がかかるほど
スリーブが開き、それにつれ強度も増すようになっています。
ボールト・スリーブ・ワッシャー・スプリングワッシャー・
ナットが1 セットになっているので、ボールトを後で取り
付ける手間も必要ありません。 -
③心棒打込式 オールアンカー
器材の上から簡単に打ち込めるので、作業がスピーディです。
コンクリート建造物へのあらゆる取付け工事に最適です。 -
④本体打込式 溶接用アンカー
コンクリート躯体と取付け物の溶接接合用のアンカーで主に、
サッシ等の外枠を溶接接合して取付ける際に使われます。 -
⑤内部コーン打込式 CTアンカー
内部コーン式で強度のバラツキが少なく、コンクリート面に均一施工ができるので、美観に優れている。
建設工事・電設工事等をはじめ、幅広く活用されています。 -
⑥本体打込式 差筋アンカー
打込み棒が不要のため、現場作業の合理化を促進。作業効率がアップします。
建築・土木等、幅広く活用されています。