ウォールソーイング
ウォールソーイング工法とは、切断面(壁面・斜面・床面等)にソーイング マシン走行用ガイドレールをアンカーボルトで固定し、レールにダイヤモ ンドブレードがセットされたソーイングマシンの装着を行って、ダイヤモ ンドブレードの高速回転とソーイングマシンのレール上を移動することに より、対象物を切断する工法です。
正確な切断が求められるドアの開口部 や換気口・窓の設置に多様され、直角・斜め共に切断が可能です。レール に沿って切断するため正確な開口部を切断するのに優れています。
特 徴
- 鉄筋コンクリート構造物の増改築に最適
- スピーディーな作業効率の高い施工が可能
- 騒音や粉塵の発生が少なく、短時間で作業が可能
施工手順
①アンカー打設
切断ラインから120~170㎜の位置にて、走行用レール固定用(レールサポート)の アンカーを打設します。
②レール取付け
打設したアンカーにレールサポート・ガイドレールを取付けます。
③本体取付け
ガイドレールにモーター・ダイヤブレード(切断歯)・ブレードガードをセットします。
④切断
始めは切断深度を5㎝未満で切断。これをガイドカットといい、機械・ブレード にかかる負担を軽減し、直進性、切断精度を高めます。