2011 年 11 月 22 日 火曜日

耐震診断

耐震診断とは・・・・・

建築物を建設する際に守らなければならない耐震基準については、

建築基準法で具体的にその内容が規定されています。

建築基準法は生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途について

その最低基準を定めた法律で1950年に制定されました。

その後も何度か改正されていますが、

耐震基準の改正は地震被害による経験と深く関係しています。

建築基準法は改正のたびごとに規制も強化されてきています。

ある時点で建設した建築物は、その後に建築基準法が改正されると改正後の法律に適合しないことがあります。

そこで基準法では適用除外項目を設けて、改正時点ですでに建設されている建築物は建設した時期の基準に適合していればよいとしています。

これが、『既存不適合建築物』といわれるものですが、法律上は適法とされ違法建築ではありません。

耐震診断はこれらの『既存不適合建物』が現行の『新耐震基準』と照らし合わせて

どの程度の耐震性を持っているかを判断するものです。