2016 年 5 月 9 日 月曜日
『耐震診断』と『耐力度調査』の違い
『耐震診断』は、新耐震基準(昭和56年)施工以前の建物について、
地震に対する安全性を構造力学上診断するものであり、診断の結果、
構造耐震指標(Is値)が0.6未満の場合、「地震の震動及び衝撃に対して
倒壊または崩壊する危険性がある」とされています。
『耐力度調査』は、老朽化した建物に対して、建物の構造耐力・
経年による耐力低下・立地条件による影響の3点の項目を総合的に
調査し、建物の老朽化を総合的に評価するものです。
この調査の結果、点数の低い建物ほど耐力が低い建物と
されています。