2013 年 8 月 6 日 火曜日
接着系アンカー【一般工事】
接着系アンカー
接着剤でアンカー筋とコンクリートを固着させます。
接着剤の注入方式の違いによってカプセル型と注入型の2種類に分類されます。
-カプセル型-
近年建設・建築工事の様々な分野において樹脂カプセルアンカーが
使用されており、特に耐震補強工事では、鉄骨ブレース工法・RC増壁工法などにおいても
大量に使用されています。
強度・固着力はもちろんのこと施工性も樹脂カプセルアンカーを選択する重要なポイントです。
施工性に大きな影響を与える『樹脂粘度』について
液だれ防止と攪拌のしやすさの二重性能を考慮し、
骨材に関しても効果的にくさび効果を発揮出来るよう
カプセルサイズに合わせて粒径を選定しています。
-注入型-
コンクリート構造物の維持・補修・耐震補強を含む各種のリニューアル工事や
重量機器の固定、据付など幅広い用途において
注入型の接着系アンカーを採用するケースが増えております。
注入型の接着系アンカーはエポキシ樹脂を主剤に採用し
高い固着強度、優れた経時安定性を実現
環境に配慮した高性能のアンカーです。
よって施工効率の向上と信頼性の高いアンカー施工が行えます。