2015 年 6 月 25 日 木曜日

コンクリートの中性化

コンクリートの劣化現象は、アルカリ骨材反応による場合を除けば
主としてコンクリートの中性化の進行により発生するとされています。
中性化が進行していくと内部鉄筋の腐食が早まり
鉄筋の劣化が起こり、鉄筋が錆びてくると体積が膨張し
周囲のコンクリートにひび割れを発生させたり、かぶり部分の剥離を
招くことになります。

コンクリートの中性化の進行により
鉄筋錆の発生⇒錆の膨張⇒コンクリートの剥離・剥落が生じる

このような状況が起こる前に中性化の進行状況や
塩化物の浸透・含有量を調整し、腐食状況を把握するため
中性化試験をする必要があります。