道路カッター工事【一般工事】
道路カッター工事とは
コンクリートカッターのブレードシャフト(以下、回転軸)に
ダイヤモンドブレード※を取り付け、
あらかじめ画線した切断線に沿って舗装道路や床版を切断する工法です
従来の工法と比較しても切断精度に優れ、騒音・振動・粉塵が少ないのが特徴です。
-用 途-
●舗装切断 舗装の復旧・補修工事・歩道や側溝の設置工事
ガス・水道管等を埋設する管路工事
●試掘舗装切断 地下埋設物調査のための舗装面切断
●影響部分切断 管路工事の後、舗装への影響を取り除くための切断
●マス切り 電柱・ガードレールなど設置のための部分切断
●マンホール補修 マンホールの更新に伴う切断
●目地切断 コンクリート舗装に収縮目地を入れる溝加工
切断工事には、『道路』以外に
『コンクリート構造物』『コンクリート二次製品』の切断もあります
『コンクリート構造物』
●橋・高速道路 橋・高速道路等の改修・解体に伴う切断
●建物 工場等の床面の改修・解体に伴う切断
●目地切断 土間等に収縮目地を入れる溝加工
『コンクリート二次製品』
●コンクリート二次製品を埋設寸法に加工
コンクリート二次製品とは
道路脇にある排水溝やコンクリート製電柱、コンクリートブロック、U字溝、縁石など
コンクリートを原材料として製作されたもの
-作業概要-
舗装版厚・床版厚を確認の上、適合するコンクリートカッターとブレードを決定します。
切削粉の排出及びブレード冷却のため、清水をブレード切断面に供給、
ブレードを高速回転させながら切断します
切削汚水は、切断機に装着されたバキューム装置で自動回収します。
※ダイヤモンドブレードとは
人造ダイヤモンドを金属と焼結したダイヤモンドチップと円盤状の基板で構成されます
種類は用途別にアスファルト舗装版用・コンクリート舗装版用・
コンクリート床版用・コンクリート目地用があります。
寿命は被削材により異なります