2017 年 9 月 5 日 火曜日

建物構造

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
 鉄骨の骨組みの周囲に鉄筋を配し、コンクリートを打ち込んだ構造
 鉄筋コンクリート造に比べて小さな断面に多量の鉄材をおさめられる
 という利点があり、また耐力と粘りがあるため高層建築に利用されています。

鉄筋コンクリート造(RC造)
 圧縮に強いが引張りに弱いコンクリートに、引張りに強い鉄筋を補強して
 一体とした構造体です。

ALC造
 オートクレーブ(高温高圧蒸気養生)して作った気泡コンクリート造
 軽量で断熱性・耐久性に優れ、内外壁・屋根・床等に使われる構造です。

鉄骨構造(S造)
 主要な骨組み部分に形鋼・鋼板・鋼管等の鋼材を用いて組み立てた構造
 軽量かつ靱性にとんだ構造が可能で高層建築に用いられます。

壁式構造(WRC)
 RC:鉄筋コンクリート造
 柱・梁を使わず、壁・床・天井の面で建物を支える工法
 3階~5階以下の低層マンションにみられる構造
 壁は建物を支えるよう厚く頑丈になる為、『ラーメン構造』より
 遮音性や耐震性に優れているのが特徴です。
 壁で建物を支えている為、大きな開口部をとりにくく、設計の
 自由度は低くなります。

ラーメン構造
 昔からの木造住宅と同じ、柱と梁を鉄筋とコンクリートで作り
 建物を支える構造
 柱と梁に力がかかりますが、壁には力がかからない為、開口部を設けやすく
 設計の自由度が高いという利点があります。

壁式プレキャストコンクリート造(WPC造)
 工場生産した鉄筋コンクリートパネルを面材として建物を建築する構造
 鉄筋コンクリート構造の構造形式の1形式で予め工場で鉄筋コンクリートの壁、
 スラブでの面材を製作し、これを現場で組み合せてつくる構造